「ブランシャルト(BLANXART)」は、ひとりのショコラティエが、仲間4人とはじめたスペインのチョコレートメーカーです。1954年に設立され、現在はサン・ジュアン(バルセロナ)に工房を構えています。原材料と昔ながらの製法にこだわり続け、自分たちの目で厳選したカカオ豆の焙煎からパッケージング・配布まで、自社で行っています。また、できるだけ機械に頼らず手作りで商品づくりをしているのも特徴であります。
「ダークトロピカルフルーツ」は、カカオ分72%の濃厚なダークチョコレートに、乾燥させたパイナップル、パパイア、レーズン、オレンジをちりばめたタブレットです。
私が食べた印象は……
チョコレートは甘く滑らかで酸味が強く、自身がフルーティな味と柑橘系の香りを放っています。苦みは少なめです。
トッピングされたフルーツは、いわゆるドライフルーツと、ハーブティー用かと思うほどのガリガリフルーツの2パターンがあり、歯が弱い人は食べるのにすこし苦労しそうです。歯に挟まります。それがふやけて余韻になったりはするんですけれど、いただいた瞬間は思ったほど味がはっきりしません。
チョコレートは強い主張あり。ドライフルーツは印象なし。そんな感想です。
チョコレートが超主役であるがゆえに
なんとも不思議な印象で、つかみどころがないといいますか。このドライフルーツは、フルーティ全開なダークチョコレートを活かすためにトッピングされた、にしてはぼんやりだし、だからって要らない、ともまた思えず……。ああ、不思議な印象……!
チョコレート自体が良い感じなので、またもやもやするんですよね。甘め柑橘系チョコレートがいけるクチなら、美味しくいただけるかと。
そして、このもやもや感を一緒に共有してほしいと思ってみたり、して。
商品情報
名称 | チョコレート |
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原材料名 | カカオマス、砂糖、カカオバター、パイナップル、パパイア、レーズン、オレンジ、バニラ香料 |
内容量 | 100g |
原産国 | スペイン |
購入価格 | 1,050円(税込) |
※ 価格は私が購入した時の価格であり、店舗により異なります。
ブランシャルトのチョコレートはどこで味わえる?
ブランシャルトのチョコレートは、「日本ロイヤルガストロ倶楽部」で扱っております。
販売されているのは、ナッツをチョコで包んだ「ブリックス」シリーズと、今回紹介した、タブレットにフルーツやナッツをトッピングした「チョコレートバー」シリーズです。