ダヴィド・カピィ「ショコラアソート」その1


ダヴィド・カピィ(David Capy)さんは、1974年フランス アキテーヌ出身のパティシエ兼ショコラティエです。2005年から2012年までヴァローナ社に勤務し、その後、2012年6月に自らの店をフランスのボルドーにオープンさせました。2007年にパティスリー・コンフィズリーM.O.F.を取得。

サロン・デュ・ショコラ初登場「David Capy」のボンボンショコラです。
全部で8粒ありますので、2回にわけてレビューを載せます。

白とピンクのパッケージが鮮やかでおしゃれですね!

中の仕切り紙が横幅ぴったり&高さがあり、
特にダーク系ボンボンショコラは薄い作りだったため、取り出すのが大変でした。
でも気にしない。

ダヴィド・カピィ「ショコラアソート」その2はこちら >>

私が食べた印象は……

上の写真の右側から順に紹介します。

味の説明書きがなかったので、カタログなどで分かるもの以外は、
素材の取りこぼしや勘違いがあるかもしれません。

コンバワ:

コンバワ
コンバワガナッシュとバニラ風味のマジパンの2層になっており、コーティングはヴァローナの「マンジャリ」を使用しています。トッピングは砂糖でした。

コンバワは、インドネシア・マレーシア原産のライムの一種で、東南アジアの料理でよく使われます。なので柑橘系といっても独特の香りがします。
フォーやトムヤムクンと同じ香りをこのチョコレートで見つける事ができます。

そう思うとマジパンのバニラ味もざらめ糖も、すべてに東南アジアの雰囲気があり、とっても面白いひと粒です。
これを好きになるのは、香草好きかどうかがポイント。わたしは好きです。

オレンジ入りプラリネ:

プラリネ
ボンボンショコラをカットした時は、ナッツの香りだけだったのですが、口に入れるとオレンジの爽やかな香りがやってきて驚き!

プラリネとオレンジの組み合わせって私はあんまり出会った事がなくて新鮮でした。
中にパリパリしたオレンジの皮が入っているんですよ。ものすごく香りが豊かです。

他のチョコレートもそうなんですが、
コーティングの上部に厚みを持たせているんですね。
コーティングもプラリネもがっしりした食感、そして塩っぽいです。

余韻はミルクと、喉の奥にオレンジの香りがとどまります。
きりっとした仕上がりのチョコレートです。

ココナッツ:

ココナッツ
ココナッツフレーバーのホワイトガナッシュをダークチョコレートでコーティング。
トッピングにもココナッツがあしらわれています。

ホワイトチョコとココナッツの甘くてまったりした香りのガナッシュで、食感もまたまったり、ゆるりと溶けていきます。いかにも甘そうな組み合わせですが、思ったよりスッキリしていました。
ココナッツ繊維のシャリシャリがアクセントになっています。

余韻はコーティングの味がきいており、意外にも苦いカカオの香りです。

ピーカンナッツ:

ピーカンナッツ
ミルクチョコレートでコーティングした、ピーカンナッツ入りのプラリネです。

キャラメリゼされているのか、ダイレクトに結晶が入っているのか、
焦がした砂糖の食感がじゃりじゃりしていて楽しいです。これは蜂蜜かな?
とにかくナッツと砂糖の香ばしさが心地よい一粒。

素早いくちどけで、あっという間になくなってしまうのがもったいないです。
もっと食べたい!

後半へつづく!

いいですね、個性があって。
少しずらした素材のペアリングが楽しくてひきこまれます。

それでは後半に行ってみましょう!

商品情報

名称 チョコレート菓子
原材料名 砂糖、カカオマス、ココアバター、カカオ豆、全粉乳、ヘーゼルナッツ、アーモンド、生クリーム(乳製品)、ピーカンナッツ、ココナッツ、レモン、オレンジ、紅茶、バラの花弁、緑茶、蜂蜜、バター、リキュール、ブラウンシュガー、転化糖、ぶどう糖、小麦粉、乳糖、乳蛋白質、麦芽糖、食塩、重曹、バニラビーンズ、ソルビトール、香料、乳化糖(大豆由来)
内容量 8個
購入価格 3,150円(税込)

※ 価格は私が購入した時の価格であり、店舗や時期により異なります。

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