「モンロワール(Mon Loire)」の歴史は1935年の製菓業創業から始まります。初めてのチョコレートショップは1988年、阪急神戸岡本駅前にオープンされました。1996年には「神戸生チョコレート 洋酒風味」が厚生大臣賞を受賞。日本ならではの変化に富んだ気候に合わせたパッケージングを開発し、いつでも最高のものを最高の状態で味わえるよう、こだわりつづけています。
モンロワールのトリュフは季節限定のアイテムを含め、常に40〜50種類並んでいます。大量に買ってしまいそうな気持ちを抑えながら、いくつか購入してみました。第2弾です。
私が食べた印象は……
塩:
始めに焼酎の香りがやってきて、ホワイトチョコの香りと入れ替わります。苦みのきいたダークチョコが良いポイントになっています。塩のトッピング部分はものすごくしょっぱいですが、他ではあまり塩を感じられません。
全体的に甘さひかえめです。なんとなく、塩をなめながら酒をあおるシーンを想像してしまいました。
よもぎ:
喉にささる鋭い甘さのホワイトチョコに、よもぎ餅のような粉っぽい風味があります。春を感じる味です。不思議とあんこの味が隠れているような錯覚に陥るのは、食感とホワイトチョコの香りのせいかな。スキッとした食後感です。
ピスタチオ:
コーティングのダークチョコの中には世界最高品質といわれるシチリア島プロンテ産のピスタチオを使用した、粘りのあるのガナッシュがはいっています。なるべくコーティングとガナッシュの量を等しくしていただいたほうが、ピスタチオの香りが引き立つように思います。
柚子みるく:
練乳とゆずガナッシュの2層になっています。こっくりまろやかな練乳の甘さをかき分けて、柚子の爽やかな香りがやってきます。酸味はおだやかです。すこし苦めのピールがアクセントになっていて美味しいです。ホワイトチョコが好きな方に嬉しいチョコレートです。
抹茶黒蜜:
見た目麗しいこのトリュフは、抹茶ガナッシュと黒蜜の2層になっています。黒蜜はコクのある香りで主役級、粉っぽく苦めの抹茶ガナッシュは本格的な味です。バランスが絶妙です。ふんわりした食感のガナッシュなので、ボリュームがあります。
ひかえめな味は和風に良くあう
前回のレビューでも書きましたが、味の印象は優しくクセが少なめです。
これが実は和風の味で輝くのでは?と思ったりしました。
ほんのりの中に苦味や酸味や粉っぽさなどの要素が隠れているので、静かに味を見つけるのが楽しく、これが和風のしっとりした雰囲気を作っています。
ひかえめなのに特徴がある、素敵なショコラトリです。
商品情報
名称 | チョコレート |
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購入価格 | 9粒 1,760円(税込) ※量り売りで100g1,470円(税込)です |
※ 価格は私が購入した時の価格であり、店舗や時期により異なります。
モンロワールのチョコレートはどこで味わえる?
モンロワールのチョコレートは、直営店・常設店もしくはオンラインショップで購入ができます。
店舗は現在、神戸・兵庫・大阪・東京・京都・岡山・福岡にあります。
- チョコレートハウス モンロワール
配送料金:630円〜1,370円 クール便手数料+210円
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